SeleniumBasicというExcel VBAやUWSCなどからブラウザを操作できるようにするフレームワークがあります。
Google ChromeのバージョンとSelenimBasicのchromedriver.exeのバージョンが一致しないと、SeleniumBasicが動作しないので、バージョンが一致するchromedriver.exeを、通常は手作業でこちらのサイトからダウンロードして、C:\Users\ユーザー\AppData\Local\SeleniumBasic\chromedriver.exeにあるものと置換する必要があります。
一番最初はそれでいいのですが、Google Chromeのほうは使用していれば、自動的にバージョンが更新されるのですが、SeleniumBasicのchromedriver.exeのほうは毎回手動でChromeのバージョンに一致するものをダウンロードして置き替えしなければなりません。これは手間がかかるので、自動で行うソフトをPythonで作成しました。
https://ktpcschool.com/overwrite_chromedriver/から無料ダウンロードできます。詳細説明もそのページにあるので、見てください。このソフトを定期的に自動実行するには、タスクスケジューラ―を使うか、Excel VBAやUWSCなどで、スケジュール設定する必要があります。例えば、UWSCの場合は下のように(C:\Users\ユーザー\Documents内にこのソフトのフォルダを置いた場合)
として、このソフトを起動するuwscのファイルを作っておいて、これを定期的に、例えば、毎日9時に実行するようにスケジュール設定すれば、自動的にSelenimBasicのchromedriver.exeが置き換わるようにできます。
2020年4月16日10:42
カテゴリ: 便利ツールの紹介
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